インターネットにおけるセキュリティ対策について解説!個人でできる取組みとは?
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インターネットが生活の一部となった現代では、サイバー攻撃や個人情報の漏洩など、さまざまな脅威が増えています。特に近年では、フィッシング詐欺や不正アクセスの手口が巧妙化し、誰もが被害に遭うリスクを抱えています。
本記事では、インターネットにおけるセキュリティ対策について解説します。OSのアップデート、多要素認証、アプリのインストール、フリーWi-Fiの利用など、具体的なセキュリティ対策を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
インターネットにおけるセキュリティ対策とは
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以下では、セキュリティ対策が必要な理由と想定されるリスクについて解説します。
セキュリティ対策が必要な理由
近年、サイバー攻撃の手口は巧妙化・多様化しており、セキュリティリスクはますます高まっています。フィッシング詐欺やウイルス感染など、インターネットの脅威は日々進化しているため、日頃から適切な対策を講じることが重要です。
一人ひとりがセキュリティ対策をしっかりと行い、個人情報やプライバシーを守る重要性が高まっているのです。
セキュリティ対策を怠ることによって想定されるリスク
セキュリティ対策を怠ると、さまざまなリスクにさらされる可能性があります。たとえば、不審なメールに記載されたWebサイトへのアクセスや、不審なアプリのインストールなどを通じてウイルスに感染し、自身のパソコンやスマホなどを乗っ取られるリスクが考えられます。
また、セキュリティ対策が不十分なことで個人情報が漏洩すると、IDやパスワードなどの情報が悪用され、ネットバンキングやクレジットカードが不正利用されるケースも少なくありません。
深刻な被害に遭わないためにも、セキュリティ対策を行う必要性が高まっています。
インターネットセキュリティ対策の具体例
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インターネットを安全に利用するために、具体的にどのようなセキュリティ対策を行えばよいのでしょうか。ここでは、基本的な対策から応用的な対策まで、幅広く紹介します。
OSを最新版にアップデートする
古いOSにはセキュリティ上の脆弱性が含まれている可能性があります。OSの提供元は脆弱性を解消するため、常にセキュリティ対策を研究・開発し、アップデートを通じてOSに反映しているのです。
そのため、OSをアップデートしないと、古いバージョンの脆弱性を突かれ、ウイルス感染や情報漏洩、アカウントの乗っ取りなどのリスクにさらされます。大切な個人情報やデータを守るためにも、OSの自動アップデート機能を有効にするか、アップデート情報のこまめな確認・更新を行いましょう。
多要素認証・多段階認証を行う
パスワードは盗まれたり、推測されたりするリスクが常に存在します。そこで有効なのが、多要素認証・多段階認証です。
多要素認証・多段階認証はパスワードに加えて、指紋認証や顔認証などの生体認証、あるいはスマホなど別のデバイスに送られる認証コードを利用することで、本人確認の精度を大幅に向上させるセキュリティ対策です。複数の認証方法を組み合わせることで、たとえパスワードが漏洩しても、不正アクセスを阻止できる可能性が高まります。
Androidスマホでは、Googleアカウントから「セキュリティ」→「Googleにログインする方法」→「2段階認証プロセス」をタップし、認証方法を選ぶ手順で設定可能です。
iPhoneでは、まず設定アプリからユーザー名をタップします。「サインインとセキュリティ」→「2ファクタ認証をオンにする」をタップし、認証方法に合わせて情報を入力する、という手順で設定可能です。
なお、上記以外にもショッピングサイトやSNSなど多くのオンラインサービスで、多要素認証・多段階認証の設定が可能です。利用しているサービスの設定を再度確認し、必要に応じて有効にするとよいでしょう。
不審なアプリはインストールしない
悪意のあるアプリをインストールしてしまうと、スマホがマルウェア(スマホやユーザーに被害をもたらすことを目的とした、悪意のあるソフトウェア)に感染し、個人情報や金融情報を盗まれたり、端末を乗っ取られたりする危険性があります。
アプリをインストールする際は、Google PlayやApp Storeなどの公式アプリストアを利用しましょう。また、公式ストアではアプリの安全性チェックが行われていますが、それでも不正なアプリが紛れ込む可能性はゼロではありません。アプリのレビューや評価、運営元情報などを確認し、信頼できるアプリかどうかを判断した上で信頼できるアプリのみインストールするようにしましょう。
フリーWi-Fiは利用しない
フリーWi-Fiは便利ですが、セキュリティリスクが高いことを認識しておきましょう。公共施設や飲食店などで提供されているフリーWi-Fiは通信が暗号化されていなかったり、偽のアクセスポイントが設置されていたりすることがあり、通信内容を第三者に盗み見られる可能性があります。
そのためフリーWi-Fiを利用する際は、ネットワーク名の横に暗号化を意味する「カギのマーク」が表示されているか、ネットワーク名が正しいかなどを確認しましょう。また、やむを得ずフリーWi-Fiを利用する際は、個人情報やクレジットカード情報を入力する操作は避けるのが賢明です。
セキュリティ対策サービスを活用する
インターネット上の脅威は多岐にわたり、個人で対策を講じるには限界があります。そこで、セキュリティ対策サービスの活用が有効です。
ドコモの「あんしんセキュリティ スタンダードプラン」は、「ウイルス対策」「危険Wi-Fi対策」「迷惑メール対策」「危険サイト対策」など、あらゆるセキュリティ機能を備えています。
たとえば、「ウイルス対策」機能は、スマホやアプリ、MicroSDなどの外部メモリに、ウイルスや不審なプログラムがないかを確認し、検知した場合にお知らせしてくれます。また、「危険サイト対策」は閲覧しようとしているサイトが、偽サイトやウイルス配布サイトなど危険なサイトだった場合、警告を表示してくれます。
このような機能を活用しながら、さまざまな脅威に対して備えることで、安全にインターネットを利用することができるでしょう。
まとめ
インターネットのセキュリティ対策は、パソコンやスマホを守るために欠かせません。OSを常に最新の状態にアップデートし、脆弱性を解消することで、ウイルス感染や情報漏洩のリスクを減らせます。また、多要素認証を活用すると、不正アクセスを防ぎやすくなります。
アプリは公式ストアを利用し、信頼できるものか確認してからインストールしましょう。また、フリーWi-Fiはセキュリティリスクがあるため、利用時は暗号化の有無を確認することが大切です。上記のようなさまざまな危険に対策するためにも、多様な機能を備えたセキュリティ対策サービスの導入を検討しましょう。