d払いを安心して使うための3つの方法
30秒でわかる記事まとめ
- ID・パスワードを入力させるサイトには要注意!
- 二段階認証は乗っ取り防止に有効、必ず設定を。
- メールやSMSが本物であるか、慎重に確かめよう!
スマホ決済サービスの不正利用はなぜ起こる?
現金を持ち歩かなくても買い物できるのがスマートフォン決済の魅力。ドコモではスマホ決済サービス「d払い」を提供しています。
スマホ決済は便利な一方で、不正利用による詐欺被害も報告されています。今回の記事では、「d払い」をあんしん・安全にご利用いただくために、気をつけてほしいポイントについてご紹介いたします。
まず、詐欺被害に遭ってしまう主な原因は、大きく以下の2つがあります。
偽サイトに重要情報を入力してしまう
サービスのお知らせなどを装った、偽メールによる詐欺です。メール本文に記載されたURLにアクセスすると本物そっくりのログイン画面が表示され、IDやパスワードなどの情報を入力してしまうと、スマホ決済に悪用される可能性があります。
簡単なパスワードを見破られる
「1234」や「ABCD」などの連続する文字や数字、誕生日や記念日などを組み合わせて作ったパスワードは、容易に推測しやすく、悪意ある相手に見破られる可能性が高まります。
2段階認証でセキュリティを強固に!
d払いを利用する際に必要なdアカウント(ドコモが提供する各種サービスを利用するために必要なID)は、「2段階認証」機能の設定が可能です。2段階認証とは、ログイン時にIDとパスワードの他に、セキュリティコードの入力を追加して、本人確認を行う仕組みです。
セキュリティコードは、事前に登録したスマホのSMSや専用アプリに送信されます。そのため、IDとパスワードが盗まれたとしても、第三者が不正にアカウントにログインすることはできません。セキュリティがより強固になる仕組みですので、d払いをはじめ、dアカウント利用の際は必ず2段階認証を設定しておきましょう。
ドコモの2段階認証の設定方法
安心してd払いを使うために
(1)安易なパスワードを避ける
スマホ決済サービスの詐欺被害防止は、アカウント情報を盗まれないことが重要なポイントです。まずはdアカウントログイン時のパスワードを他人に簡単に見破られないものに設定しましょう。
(2)端末のロック機能を設定する
もしスマホを紛失・盗難してしまっても、端末ロックを設定しておけば、第三者がd払いアプリを不正操作するリスクは軽減します。また、d払いはアプリの立ち上げ時にも、端末ロックのパスワード入力を設定することができます。端末ロックのパスワードも、難しいものにしておきましょう。
(3)届いたメール・SMSが本物か確かめる
偽メール・SMSによる詐欺に注意する習慣をつけましょう。特に、必要以上に緊急性を煽るような文面のメールやSMSが届いたら、注意が必要です。慌てずに、送信元や本文に記載されたURLを、サービスの公式サイトなどで確認しましょう。
ドコモの迷惑メールの傾向と対策
また、d払いには利用限度額を設定する機能があるため、低めに設定しておくことで、使い過ぎ防止にも役立ちます。
※設定可能ご利用限度額は、お客様によって異なります。
さいごに
偽メール・偽SMSによる詐欺はどんどん巧妙化しており、注意深い人でもだまされてしまうこともあります。「あんしんセキュリティ」の危険サイト対策機能では、安全ではないサイト(偽サイト・ウイルス配布サイトなど)を検知するとお知らせしてくれるほか、迷惑メール機能では迷惑メールを自動で判定しブロックしてくれます。安全にスマホを利用するために「あんしんセキュリティ」でしっかり対策をしましょう。
(文/アドバンスワークス)