両親のスマホは安全?家族が集まる機会に確認を
30秒でわかる記事まとめ
- スマホ操作に慣れていない高齢の親世代が詐欺のターゲットに
- 架空請求やネット詐欺被害者の約8割が高齢者
- 対策は「受けない」「入力しない」「払わない」!
家族みんながスマホを使う今、家族のセキュリティ対策は万全?
スマホが一般化するにつれ、スマホ利用者をターゲットにした詐欺が急増・巧妙化しており、スマホを使いこなす若い世代でさえ被害にあう時代。60代・70代のスマホ所有率が増加している中、スマホの操作・扱いに慣れていない親・祖父母世代がスマホをターゲットにした詐欺被害にある危険性が高まっています。
敬老の日や連休など、家族みんなが集まる機会に、ご両親やご祖父母がどのようにスマホを使っているかを確認し、家族でセキュリティ対策について話し合ってみてはいかがでしょうか。
高齢の家族がだまされやすい詐欺とは?
振り込め詐欺などのグループに狙われやすいのは、65歳以上の高齢者。警察庁の広報資料によると、平成30年の特殊詐欺被害のうち高齢者が占める割合はなんと78.1%です。
また、近年はスマホユーザーをターゲットとした、メールやSMS(ショートメッセージサービス)を利用した詐欺の事案が急増。実在の銀行や運送業者などになりすまして、「重要なお知らせ」「不正利用が確認されました」などの内容を送り付け、本文に記載された偽サイトのURLにクリックさせ、個人情報をだまし取る詐欺が多発しています。ドコモでも同様の事例が確認されています。
「受けない」「入力しない」「払わない」約束をしよう!
なりすましSMS・メール、偽サイト、不審電話など、スマホを狙った詐欺から家族を守るには日々の注意が不可欠です。下記のような対策を家族と話し合い、決まり事を決めておきましょう。
「知らない番号からの着信は受けない」
スマホの電話帳に未登録の番号から着信があっても応答しない。折り返す場合は、インターネットで電話番号を検索し、発信者が誰かをチェックする。
「個人情報を入力しない」
メール本文に記載されたURLにはアクセスしない。万が一アクセスした場合も、住所・氏名やクレジットカード番号などの個人情報は決して入力しない。入力が必要な場合は家族に相談する。
「お金を請求されても払わない」
脅迫まがいの電話やメールでお金を請求されても支払わない。このような連絡がきたときには、家族や警察に相談する。
さいごに
ご両親、ご祖父母と離れて暮らしていると、スマホを狙った詐欺被害に遭遇していないか心配になるもの。スマホを安全につかうためのセキュリティ対策は、ドコモの「あんしんセキュリティ」がおすすめです。「あんしんセキュリティ」でセキュリティ対策の設定を行っていれば、迷惑電話や迷惑メール、危険なサイトをブロックしてくれるので、ご家族と離れていても安心です。
(文/アドバンスワークス)