あてはまったら要注意!迷惑メールが届く人には"共通点"が…
#セキュリティニュース
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30秒でわかる記事まとめ
- 「無視すれば良い」と思いがちな迷惑メールですが、誤って開いてしまうことも
- 迷惑メールが届きやすい人の特徴はメールアドレス! 短くて単純な人は要注意
- 「英字+数字」を組み合わせた、長くて複雑なアドレスを利用するなどの対策が効果的
最近迷惑メールが増えたかも…でも放置はNG!
「最近、なぜか迷惑メールが増えたかも…」と感じることはありませんか? 迷惑メールは「無視していれば大丈夫」と思いがちですが、誤って開いたことでウイルスに感染してしまう、大事なメールが埋もれて見つけにくくなる…といったリスクもあります。
実は迷惑メールが頻繁に届く方にはいくつかの特徴があり、必要な対策を行うことで迷惑メールが届く頻度を抑えることができます。
あなたのアドレスが"カギ"となる!?
迷惑メールが届きやすい方に共通する、代表的な特徴はどんなものでしょうか?
- 特徴1.メールアドレスが短くて単純
- 迷惑メール業者のなかには、ランダムにメールアドレスを作成し、一斉に自動送信する業者もいます。そのため、英単語を組み合わせただけの短くて単純なアドレスは、迷惑メールが届く可能性が高いのです。
- 特徴2.SNSなどで自分のアドレスを公開している
- インターネット上でメールアドレスを公開していると、迷惑メール業者の自動収集システムに目を付けられる可能性があります。最近ではSNSやブログでアドレスを公開している方も増えていますが、こうしたアドレスは迷惑メールの標的になりやすいです。
- 特徴3.運営会社が不明なサイトを利用している
- ショッピングやサービスの申し込みなどで、サイトでメールアドレスを登録する機会が多い人は特に注意!
- 懸賞・ポイントサイトを装ったサイトへの登録や、運営会社がわからないサイトを利用した場合、メールアドレスが流出する可能性があります。
そもそも「受け取らない」ことが被害を防ぐこと!
いかがでしたか? 心当たりのある方もそうでない方も、迷惑メールを「受け取らない」ために見直すべき対策を紹介します。
- 対策1.推測されにくいメールアドレスに変更する!
- 特徴1にあてはまる方は、「英字と数字」を組み合わせて文字数を多くしたメールアドレスに変更する対策が有効です。ただし「名前+生年月日」などの単純な組み合わせは、個人情報の特定にも繋がるので避けましょう!
- 長く複雑なほど、迷惑メールが届く可能性を抑えることができます。
- 対策2.アドレスのネット公開は行わない!
- 特徴2に当てはまる方は、すぐに掲載を止めましょう!
SNSやブログは、誰が見ているかわかりません。不特定多数の人が見られる状況で、安易に個人情報を晒さないという意識を持つことが大切です。 - SNSに限らず、Web上での個人情報の取り扱いには注意しましょう。
- 対策3.安易に会員登録をしない!
- サイトへの会員登録やアンケート回答を行う場合、そのサイトが信用できる会社によって運営されているかを確認しましょう。運営者の社名が明記されている場合にも、その会社が本当に信用できるか、できる限り自分でリサーチした上で利用しましょう。
さいごに
迷惑メールへの対策方法を紹介しましたが、「メールアドレスの変更が面倒…」「サイト運営者の信頼性なんていちいち確認していられない…」と感じる方もいるかもしれません。
あんしんセキュリティを使えば、迷惑メールを自動で判定しブロックしてくれます。お使いの迷惑メール対策ソフトとも併用できるため、セキュリティを強化したい方にもおすすめです。
(文/新美友那)