SNS型投資/ロマンス詐欺の被害はわずか1年間で1834億円超! SNSとマッチングアプリを悪用した手口に注意

#セキュリティニュース
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30秒でわかる記事まとめ

  • 警察庁によると2025年の「SNS型投資詐欺」と「SNS型ロマンス詐欺」は、認知件数・被害額共に前年比で1.5倍近くまで増加。
  • どちらの詐欺でも被害者は40~60代の割合が比較的高く、また被害時の連絡手段としてLINEが多く利用されていた。
  • どんなに親しくなろうとも、ネット上でしか面識のない相手から送金や投資に関する話を持ち掛けられたら、要注意。送金前に、家族や信頼できる人、公的な相談窓口に相談することも大切。

要注意! 認知件数・被害額共に増加

SNSなどで知り合った相手から架空の投資話を持ち掛けられた末、金銭を騙し取られる「SNS型投資詐欺」、そして同じくSNSなどネット経由で親交を深めた相手に恋愛感情を抱いた末、やはり金銭を騙し取られてしまう「SNS型ロマンス詐欺」。ここ数年、この2つの詐欺が猛威を振るっています。

警察庁が発表した「令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(確定値)」によると、2025年における「SNS型投資詐欺」の認知件数は9523件、被害額は約1288億円。「SNS型ロマンス詐欺」の認知件数は5645件、被害額は約546億4000万円。被害額を合計すると1834億3000万円に達します。

これは、いわゆるオレオレ詐欺などを内包する「特殊詐欺」全体の被害額を大きく上回っています。しかも、「特殊詐欺」の認知件数2万7000件超に対して、SNS型投資/ロマンス詐欺は計1万5000件ほどですから、1件あたりの被害額も大きいのです。

これらの詐欺はネットが舞台ですので、詐欺師との接触もアプリやWebサービス上です。ここからは、それぞれの詐欺との接触に利用されやすいツールを紹介していきます。

「SNS型投資詐欺」は著名人の偽画像や偽動画を使った広告に注意

まず「SNS型投資詐欺」の場合、詐欺師と最初に接触したツールは、Instagramが約20%でトップ。続いてYouTube、LINE、投資関連サイトやその広告経由のものが10%台で続いています。接触したツールの中での表示は、バナーなどの広告が約40%、ダイレクトメッセージが約37%と大部分を占めました。また、金銭を騙し取られた際の連絡手段は、なんとLINEが93.5%となっています。

こうした詐欺師との接触パターンで目立っているのが、YouTubeと投資サイトのバナー広告と、InstagramおよびLINE、Facebookのダイレクトメッセージです。さらにバナー広告は著名人の画像や動画を無断使用したものが確認されています。加えて、AI等を利用して作成したとみられる、「あたかも著名人が推薦しているかのような偽画像や偽動画」を広告に使う手口も確認されています。

「SNS型ロマンス詐欺」はダイレクトメッセージに注意

一方、「SNS型ロマンス詐欺」は詐欺師と最初に接触したツールがマッチングアプリ約33%、Instagramが約23%、Facebookが約19%と言ったところ。各ツールでは、ダイレクトメッセージによる接触が92.8%となっています。最後に、被害を被った際の詐欺師との連絡手段は「SNS型投資詐欺」同様、LINEが93.8%と大部分を占めました。

興味深いところでは、詐欺師が詐称した身分・職業についても判明しており、投資家や会社役員のほか、医療・芸術・芸能関係などさまざまなニセモノが見られるようです。

2つの詐欺、注意すべき共通点は?

いずれの詐欺でも、男女共に40代から60代の被害者の割合が比較的高いこと、そして被害時の連絡先としてLINEが多く利用されていることが共通しています。とは言え、詐欺自体は年代問わず被害を受けていることも事実ですので、「まだ私は若いから……」といった油断は禁物です。また、SNS上で知り合った相手からLINEに限らず別のコミュニケーションツールへの移行を求められた場合は注意が必要。特に投資の勧誘や送金依頼が始まった場合は、詐欺を疑い、送金前に家族や知人に相談するとともに、必要に応じて警察や消費生活センターなどの公的機関へ相談しましょう。

※本記事は、マカフィー株式会社が提供するコンテンツを元に制作されています。

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