公式ストアにもウイルス入りアプリが!? インストール時の「要求」を必ず確認しましょう

#セキュリティニュース
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30秒でわかる記事まとめ

  • まれに、公式ストアにもウイルス入りのアプリやゲームが並んでいることがある。
  • ウイルスに個人情報を盗まれたり、金銭を要求されたりする可能性あり。
  • インストール時にアプリの機能と無関係な権限を要求されたら、インストールを中断して必ず削除しましょう。

公式ストアでも油断できない理由

悪意ある人たちがよく使う手口として「ウイルスを潜ませたスマホアプリを被害者にインストールさせる」というものがあります。感染したウイルスはスマホ内の個人情報を盗み出す、一時的に使用不能に追い込み金銭を要求する、といった行動をとります。

とはいえ、基本的にスマホアプリはGoogle Playなど公式のアプリストアからダウンロードして使い始めます。それらのアプリは登録・検証という工程を経てからストアに並びますので、怪しいWebサイトからダウンロードしない限り、上記のような被害は私たちとは無縁のはずです。

ところがまれに検証工程をすり抜けて、ウイルス入りのアプリがストアに並んでしまうことがあります。実際、大手スマホメーカーが運営するアプリストアでもウイルスに感染する危険のあるゲームが複数見つかりました。それは電話番号や位置情報といった個人情報を盗み取るもので、発見・削除されるまでに数百万ユーザーがダウンロードしていたとのこと。

過度な権限を要求するアプリは必ず拒否しましょう

公式ストアでもこのようなトラブルが起きるのですから、私たちも日頃から油断せずアプリを選ぶ必要があります。

まず簡単な対策としては、著名なアプリやゲームを模したものは選ばないこと。本物と間違えてダウンロードすることを狙っている可能性があります。また、無料体験版だと嘘を付いていることも。

加えて、アプリのインストール時に、アプリの機能とは関係なさそうな権限を要求されたら許可せずにインストールを中断して削除しましょう。たとえばゲームにもかかわらず連絡先(電話帳)や位置情報などの閲覧を要求してくるような場合は、どんなに面白そうでも許可してはいけません。

※この記事は、マカフィー×ASCII.jp「せきゅラボ」掲載記事を元に制作されました。

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